板まねき


久しぶりに会う仲間と話が尽きない。
そんな宿の雰囲気を伝える格好のものに廊下の壁面に掲げられた板まねき
(参拝を記念して掲げられた奉納物の一種)がある。

江戸彫勇会ほかいくつかの講元の奉納になる板まねきが特有の味をみせる。
こうしたまねきは軒先までつづく。
ところで、彫勇会にとって大山詣りはどのような意昧をもつのだろうか。
かつては大山からさらに、伊豆・伊東・熱海まで足を延ばしたことからいえば、

同じ身を寄せ合う行楽といえそうだ。
母会の成立自体もそうなのだが、これといった目的はない。